これからCBDオイルに対して抱く不安として「副作用」が挙げられます。
リラックス効果やストレスの緩和、睡眠の改善などに効果を持つCBDですが、利用に伴う副作用があるといけません。
CBDという成分に対する研究が進んでいる中で副作用についてはどのような評価が下されているのでしょうか。
この記事ではCBDオイルの副作用について解説していきます。
CBDの副作用について
現状確認されている中でCBDによる副作用は見られません。
今回はエビデンスとして世界保健機関(WHO)と薬物依存に関する専門委員会(ECDD)が2017年に発表した「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」から副作用に関する評価を引用して解説していきます。
「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」
http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf
CBDに有害反応はない
ヒトに対する研究において、CBDは有害な効果を生み出さないと評価されています。
CBDに対する数多く試験結果から良好で安全な成分であるといわれていますね。
豆知識
2018年からWADA(世界アンチドーピング機関)がCBDを禁止リストから除外し、スポーツ選手も使用可能。
2018年6月にWHO(世界保健機関)はCBDの安全性を認め、国際薬物条約における麻薬に該当しないと認定。
依存性もない
動物実験やヒト臨床試験の結果からCBDの身体依存効果は報告されませんでした。
つまり、CBDを摂取しても依存症にはならないことが示されています。
乱用の危険もない
こちらも動物実験やヒト臨床試験からCBDの乱用可能性が低いことも示されています。
違法なドラッグのように使うほどに摂取量が増えていくような成分ではありません。

CBDを摂取すると眠たくなることはある
副作用と評価するのが適切かわかりませんが、CBDを摂取することで眠気を伴うことがあります。
ただ、これに関してはCBDの「作用」でもあるため、就寝前に摂取してスムーズに入眠するといったケースでは副作用とはいえないでしょう。
ただし、車の運転や仕事中など集中しなければならないときの使用は避けた方がいいでしょう。
CBDを摂取するときは適した場所や時間に使うことが推奨されます。
まとめ:CBDオイルに副作用の心配はなし
CBDは国際的な研究機関からも安全と評価されている成分でもあります。
CBDオイルをさまざまな症状の治療に利用するといった症例も報告されており、日常的な利用だけではなく、医学の分野でもさらなる応用が期待されています。
ただ、眠たくなるなどの効果もあるため、時と場合を考えて適切な使用法で楽しみましょう。